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田中真理サン主演作で、私がミタ最初の作品がコレでした。任侠映画らしからぬ「ド派手で可愛げの有るポスター」がとても印象的だったからです。確かに、途中からハナシが「ラブコメディー」へと変わり、ラストが「日活グリーンライン風(?)」へと展開するストーリーは奇抜だと思います。また「クライマックスシーン」で草食系組員の若者(?)が多数出て来るシーンには笑えました。監督は加藤彰さんとのことですが、やはり沢田研二サンの「炎の肖像」や木ノ内みどりサンの「野球狂の詩」を手掛けたとあって、ユーモアのセンスは随所に感じさせます。「えっちな猟奇的な彼女」と言った所でしょうか...?
1970年代の東京のロケーションが最高でしたね。都電が走る上野やアメ横、浅草十二階を模した仁丹塔と正月の賑わいを見せる仲見世。ブルーフィルムやサイケなゴーゴーバー、小説でしか読んだ事ないような世界のビジュアル。そもそも映画自体が、お金と手間を掛けてじっくり撮影されてますから、品質も素晴らしいです。
この映画はロマンポルノがスタートしてまだ半年も経ってないからなのか、作り手の意識としては従来からの日活の一般映画の延長戦みたいなものを感じる。ポルノ映画のノウハウを知らない手探り状態みたいな雰囲気。主役とも言えるチンピラ役の人も名前を変えてるだけで、渡哲也主演の末期のやくざ映画に出てた人である。組織に盾突いたからもう戻れない、これから先どうなるかは風に聞いてくれとでもいいたげなラストの展開も以前の日活にあったような気がする。資料的な側面からだと、浅草を走る都電が見れるのがすごく貴重。翌年だったら廃止されてるからね。
当時、劇場で見たり、ビデオを借りたりしたなあ。物凄く久しぶりに、あの美しい顔と身体を拝むことが出来、シアワセ。ただ、出番(絡み)が少なく、非常に残念。内容はお粗末の一言で、「1」レベルだけど、田中真理を見ることが出来たので「3」に。谷ナオミの作品はいっぱいあるのに、田中真理は2作だけか。トホホ。
hnaeigaiiさん
2015-11-14「任侠映画らしからぬセンスの良さ」がイイ。
田中真理サン主演作で、私がミタ最初の作品がコレでした。任侠映画らしからぬ「ド派手で可愛げの有るポスター」がとても印象的だったからです。
確かに、途中からハナシが「ラブコメディー」へと変わり、ラストが「日活グリーンライン風(?)」へと展開するストーリーは奇抜だと思います。また「クライマックスシーン」で草食系組員の若者(?)が多数出て来るシーンには笑えました。
監督は加藤彰さんとのことですが、やはり沢田研二サンの「炎の肖像」や木ノ内みどりサンの「野球狂の詩」を手掛けたとあって、ユーモアのセンスは随所に感じさせます。「えっちな猟奇的な彼女」と言った所でしょうか...?