他のレビューで、エンド・クレジットで踊る少女をアーシア・アルジェントだと書いてあるけど、別人です。
この少女は、ダリア・ニコロディの連れ子で、アーシアの異父姉です。
名前は、アンナ・ルー・チェローリ。
彼女が拒食症の問題を抱えていたことも、本作で拒食症を扱った理由の一つのようです。
彼女は、本作の翌１９９４年に、スクーターの交通事故で２２歳の短い生涯を終えました。
おそらく、本作のエンドロールが、アンナ・ルー・チェローリ唯一のフィルモグラフィーではないでしょうか。
このエンドロールだけでも観る値打ちはあると思います。むしろ、本編よりも、際立っている気がします。
それゆえに、本来なら星３つのところを４つにしました。
マリンとリンさん
2024-03-11実娘を主役に演出したアルジェントパパ。
アルジェントの実娘のアーシアを主役に製作された作品。主役に出来るくらいアーシアは美人ですよ。相手役の青年もイケメンです。ホラー映画に拒食症をテーマに。アルジェントの演出は以外とこの作品ではオーソドックスな感じでした。音楽もゴブリン等のロック系が好きだったが今回はいかにも映画音楽的です。そのせいもあってか作品のテンションが上がらないまま映画が終りました。エンドクレジットでアーシアがバンドと歌を歌っていましたが、これは子煩悩だったということで...。