「本作品には暴力シーンやグロテスクな・・・」という注意書きはこの作品のためにあるのかもしれません。 SMというよりか猟奇的あるいはスプラッタ的な作品に近いですが、その手の作品にあるやらせやドラマ的な、まわりくどい要素が排除されているため非常にリアルで危険な作品に仕上がっており、そこに好感が持てます。 (全体的に作品というよりか行為を撮影したものという感じです。) 内容についてですが、メインは後半の拷問椅子ですが前半鞭打ちも十分見応えがあります。 人により嗜好は様々ですが、何処に価値を見出すかという点で多少難しい作品です。サンプルを見て嫌悪感を抱くならば手を出さない方が良いでしょう。 とはいえ、これ以上の作品を求めるなら海外に目を向けるしかないでしょう。
女優は、このジャンルではきれいな部類です。反応もよく、絶叫・悲鳴を楽しめます。ハードSM作品で遭遇する「イっちゃってる」女優さん(全く無反応だったり、どこかキティっぽい反応だったり)ではありません。責めの内容は、鞭・蹴り・ビンタ・杖打ちなどの打撃系、水責め、拷問椅子に固定しての針・スタンガン責めです。最後のスタンガン責めはもう少し長時間見せて欲しかった。性的な要素は無く、ひたすら風見師がレイナさんに苦痛を与えることに終始します。ハードSM作品では「ここまでできる俺という男の器量」だとか「M女の深層心理」だのといった観念的な描写を挿入する作品が多いのですが、そうしたものを煩わしく感じる方には本作品はお勧めです。ただし、レイナさんと風見師との間の関係性描写がいっさいありませんから、視聴者側の感情移入も困難です。見終わった後の余韻や感動はありません。それは仕方ないことかもしれません。
わささ
2014-07-14余分なものは捨てて
余分な要素(性的な描写やドラマ的演出)を排除し、徹底的にハード路線な作品です。大きくわけて鞭責め、水責め、拷問椅子・針の3パートで構成になっています。どのパートもすばらしい出来ですが、特に後半部分は必見かと思います。また、えっこんな子がと思うきれいな女優さんなのもこういった作品ではめずらしいかもしれません。