She Likes About One Third Of Me And I Like About Two Thirds, And I'm Invited On A Date By A Younger Girl Who Wants More Than Her Boyfriend...After Enjoying A Date With This Girl Who Isn't Satisfied With Her Boyfriend, We Had An Erotic Kiss And Ended Up With Her Getting A Creampie. Ichika Matsumoto.
ポポ口さん
2022-05-21びっくりしました。言葉にならないくらいすごい
タイトルやコピーから、どんな展開でも、結局はセックスを見せるためにすべてが用意されている、よくあるAV作品だと思って見始めました。
まったく違いました。たしかに松本いちかはセックスをする。
しかし、セックスをすること、見せることがゴールではなかったように思えたのでした。
眉がしっかりかかれていて、他の作品とはすこし違う雰囲気です。
乗馬が趣味なのは中の人設定を思わされますが、動物の檻をみて、こうやってみんなに見られて生きるのはイヤだなとも言う。
このいちかちゃん、松本いちかとは別の人格なのだと思うのと同時に、ここに本音が含まれていたらとドキッとしてしまいました。
当初は先輩に恋愛感情を抱いていないですし、積極的に誘うつもりもなかったのだと思います。かわいいオーラも、愛してオーラも出ていない。
それでもキリンをゆったり見つめているいちかちゃんや、そこに流れている空気の美しさは、このひとと一緒にいたいと思わせるのに十分なものでした。
そして展望台でキスをする。
事前に、キスのあとに男が笑うところにキュンとすると言っていましたが、いちかちゃんはキスの前から笑っている。
好きになっちゃうし、一緒にいたくなるし、もっと知りたくなってしまう。
観覧車でもっと濃密なキスをして、ホテルに入る。
いちかちゃんは、あまり他人に興味がなく、好きや嫌いもないという。
だから興味を持ち始めれば、距離が縮まっていくし、見せてくれる表情も変化していく。
いちかちゃんがどんどんかわいくなっていく。
動物園もよかったけど、そのままの顔でホテルに入ってセックスをするところ、シャワーを浴びてメイクが薄くなったところも、インターバルでイルミネーションに照らされているところも、最後にバッチリ決めてベッドにいるところもかわいい。
お互いを知りたくてセックスをして、互いを分かっていって、セックスも激しくなっていく。
とくに最後のセックス、いちかちゃんの責めは濃厚すぎるものでした。
しかし決して、AVとして魅せるセックスをしているのではなくて、お互いを知りたい気持ちがそうさせているのだと思わされるものでした。
完成されたAVらしい魅せるセックスではなく、相手を好きになっていく気持ちをセックスで表現した、松本いちかちゃんが素晴らしかったです。AVでいちばん難しいものを見せてくれた気がします。