吉田潤と田中虹子の淫語のやり取りが懐かしい。 「どこが気持ちいいの?」「あそこ」「あそこってどこ?」 現在はデビュー作でも「ち◯ぽ」「ま◯こ」と幼稚園児並みの快活さで答える女優が多くて、それもどうかと思うんだけど、 90年代は女優が頑として言うことを聞かず、グダグダになることも多かった。 そんな風潮にあって、田中虹子はちゃんと仕事をするモデルだった。 女優は現場のお姫様だったから、男優も無理強いすることはしなかったが、 最後のカラミの相手、説教男優・清水大敬は例外。 「吉田君にブチ込まれたの?」 カラミに持ち込むまでの説教の緩急、言葉の抑揚に上手さがある。 下衆、キモな男優は今もいるけど、 ナチュラルヒールという点では清水以上の役者は出現してないと思う。AV界の北尾光司だ。 嫌いな人も多かったと思うが、好みの役者だけではドラマは成り立たない。色んな役者がいていい。
がんもさんのレビュー
2011/06/29古き良き時代の作品て感じですねぇ
昔の女優さんて総じて品があるよね。だから女教師役もすんなりハマッてる。今みたいに「お前みたいな女教師がいるか」って言いたくなるような作品ばかりの中からそれらしいものを探し出す苦労しなくて済むような。 お話も真面目に作られててホントにいい感じですね。正統派。 逆に言うなら斬新さは無いけれど、ハズレ作品ばかり買ってしまって心がすさんだ時に観るとふと癒される作品です(笑