第一話の女優さんが美乳首で好みのタイプだった。
蚊帳の中のSEXなど昭和初期の雰囲気がよく出ていて郷愁を誘う。
ハードコアではないが作品全体に淫靡さが漂っていて好評価。
万緑の農村地帯を舞台にした短編集(全8話)。
各エピソードは、走馬灯のように浮かんでは消える記憶の断片みたいであり、長さも重さもみな違う。たぶん僕らは、ヘンリー監督の頭の中を覗き見ている格好なのだろう。
未成年の姉弟が陽光を浴びながら川で睦み合う様子を眺めていると、眼前の禁親相姦のおぞましい現実が次第に甘酸っぱい夢想に感じられるから不思議だ。
人の心の働きは、辛い戦時体験でさえ時に懐かしい思い出に変容させる。本作の映像にもそれと似た作用があるのか。
監督や中高年にとっては少年時代のノスタルジアだろう。一方、高度成長以前の古き良き昭和をしらぬ世代の目には、白昼夢のようなファンタジアに映るのか。
とろまつさん
2011-08-11性欲の充足、出征する義弟への餞として身体を任せる兄嫁
「兄の自慰」= 夫の出征から1年。残された嫁(酒井ちなみ)は、夜ごと夫の写真を見ながら新婚時代の激しい情交を思い浮かべながら、自慰にふけっていた。そんな時、夫の弟に召集令状が届いた。夫の両親は、義弟の出征前に異性との情交を味わわせてもらえないかと嫁に懇願する。嫁は夫に済まないと貞操を守ることを優先し、衛生サックもないことを理由に拒もうとするが、両親にもし子供ができても大丈夫だと説得され、子種欲しさと性欲の充足、義弟への餞として身体を任せることを決心した。蚊帳ごしに濡れ場を撮影する等雰囲気のある映像に仕上がっており、「世間によくある話し 嫁の肉体を共有する一家」でも描かれたテーマを大きく膨らませている。