坂本小夜子の夫、茂雄が業務中に怪我をした。この山中では病院に担ぎ込むこともできず、同僚の大森文蔵と共に、夫を介助しながら自宅に帰って来た。痛み止めが効いたのか、部屋に着くなり寝入る茂雄。安心した小夜子は文蔵を見送りに出る。「色々、やることもあったんでしょうに、助かりました。」「これもみな、あんたのためや。」直ぐに踵を返し車を出す文蔵。そのバックミラーに映る表情には、邪な企みが浮かんでいるのだった。
Reviews (0)