着衣縛りからどんどん剥いていくのかと思いきや、しばらくまさぐった後、場面が変わり縛りはリセットされます。剥いて縛ってバイブやその他の責めが始まりますが今一淡泊で物足りない気がします。最後は浣腸シーンですが金だらいに新聞紙ひいて普通に排便する始末で、いつもの“いやー、ドバドバー”っと言うシーンはありません。なんかワテには今一でした。
女優の美波さくらはハッとなるような美人ではないが、アングルによってはとても可愛らしく見える時も多く、嗜虐欲をそそる愛らしさだ。ほぼ全編の切なげな表情や、哀願を訴えるような眼差しも実にいい。体はちょっとだけ豊満系だが太りすぎではなく縄栄えする。なかなか理想的なマゾ女優だろう。なお一時間半の枠の中で全裸にされるのは30分近くて少し遅めな感じもあるが、パンティを剥かれる時の自然な反応を見るとそこまでじっくり半裸で責める流れにも納得がいく。これはこれで良かった。責めの内容は、鞭や蝋燭は申し訳程度、緊縛の縛り直しとバイブが主体だが、いましめにはバリエーション感があってこれもこれで良い。縛り直される際の美波さくらの反応もなかなか敏感で、飽きる感じは少ない。ただしできれば逆さ吊りと剃毛は観たかった。それで肝心のクライマックスの浣腸責めだが、これは言葉責めを交えながらでなかなか濃厚。カメラワークの切り替えもいい。ただし排泄を堪えさせながらの鞭打ちという素晴らしいことをしながら、浣腸全体の時間が5~6分と短いのは実にもったいない。メーカーと監督には、こういう方向での浣腸責め部分をさらに拡大した新作を願う。
小刀斎さんのレビュー
2021/06/21残念ながら
私の好みではなかった。この日でないってなやっぱりあれだな、夢がないな。