撮影時期から察するに、昨年のK大サークル集団暴行事件がモチーフでしょうね。
酩酊状態の女を犯し、スマホで撮影し、小便をかけて、動画をばら撒く・・・
エリート学生がエリートサラリーマンに置き換えられただけでシナリオはほぼ同じです。
プロデューサー(山本わかめ)、監督(浅野花子)共に女性なので、
事件に思うところあっての作品作りといったところでしょうか。
本作ではその暴行事件の泣き寝入り被害者達の心理を描き、
ラストシーンでは5分間も街の喧騒を流し続けるなど、問題提起を意識した作りになってます。
作品テーマは重めですが、レ●プシーンは絶望して不感症状態だったりするわけでもなく、
「嫌だけど体は感じちゃう!」というAV的なファンタジーレ●プです。
問題提起しているものの、結局は「イカセて負い目作れば泣き寝入り」
というAVファンタジーから一歩も出て無くて何がしたかったのかよくわからない感じですね。
作品としては、AVでやるべき事なのか等含め、疑問点が多々ありますが、
カラミは普通にエロかったので☆2つ。
本田さん
2017-02-03目の付け所はすき
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