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VR空間とは、そもそも非常に不自由なものである。 我々の眼であるカメラが固定になるためだ。 その不自由さを隠そうとする制作者による様々なシークエンスと、見る側の忖度によりなんとなく自由っぽさを我々は得た気になっていた。 そんな実は不自由なVR空間を穿つべく開発されたのが、所謂ヘルメットカメラである。 ないなら創る!的な技術者の魂みたいなのにはなんかこうグッときますね。 画質の問題などで賛否両論はあるが、とにかく我々はこのヘルメットカメラでVR空間における自由の翼を手に入れたのだ。 それを踏まえて…本作のテーマがカーセックスなのである。 せっかく手にした翼は車内を飛べるのだろうか? 広い場所でこそ、真価を発揮するヘルメットカメラをわざわざ狭い車内に押し込めたその真意とはなんなのだろうか? 答えを求め私は、ゴーグルをパイルダーオンするのだった。 そんなそれっぽいことを考えていても、ゴーグルを装着している間には ミウチャンカワイイ スキデス メチャシコ くらいしか考えられないチンパンに私はなってしまうのは自明の理である。 ゴーグルを外し冷静になって考える。 そうだ、我々は知っている。 VR空間を創り上げる為の制作者の苦労を。 ガラスや鏡に半透明のシートを貼っていることを。 場合によっては、お風呂場のタイルにまで貼っていることを。 全てはVRマッシーンの映り込みを防ぐためにだ。 今回は四方をガラスに囲まれている車内。 無論、シートを全面に貼っている。涙ぐましい努力である。 しかしだ。 結果、車内特有の背徳感が失われてしまっていたことは否めない。 いくら有岡女史が、『誰も見てないよね?』なんて言いながらキョロキョロしても白々しく感じてしまう。 (ここはここで有岡女史の演技がとてつもなくかわいいのではあるが) 難しいものですね。 車内の狭さに関しては、大きめのワゴン車なんで、不自由さはあまり感じませんでした。 逆に軽自動車なんかだと極狭空間でおもしろい絵になったかも知れません。 とはいえ、有岡女史がクラクションを鳴らしてしまうハプニングを引き起こしたところはもう、ありがとうしかありませんでした。 めんどい話をしてしまったが、VR空間における有岡女史がかわいすぎたので、炎天下の車中でアチアチになってしまった尻子玉を差し出すしか私にはできなかったのである。
カッパの人さんのレビュー
2023/08/24今年の夏は暑いですね
VR空間とは、そもそも非常に不自由なものである。 我々の眼であるカメラが固定になるためだ。 その不自由さを隠そうとする制作者による様々なシークエンスと、見る側の忖度によりなんとなく自由っぽさを我々は得た気になっていた。 そんな実は不自由なVR空間を穿つべく開発されたのが、所謂ヘルメットカメラである。 ないなら創る!的な技術者の魂みたいなのにはなんかこうグッときますね。 画質の問題などで賛否両論はあるが、とにかく我々はこのヘルメットカメラでVR空間における自由の翼を手に入れたのだ。 それを踏まえて…本作のテーマがカーセックスなのである。 せっかく手にした翼は車内を飛べるのだろうか? 広い場所でこそ、真価を発揮するヘルメットカメラをわざわざ狭い車内に押し込めたその真意とはなんなのだろうか? 答えを求め私は、ゴーグルをパイルダーオンするのだった。 そんなそれっぽいことを考えていても、ゴーグルを装着している間には ミウチャンカワイイ スキデス メチャシコ くらいしか考えられないチンパンに私はなってしまうのは自明の理である。 ゴーグルを外し冷静になって考える。 そうだ、我々は知っている。 VR空間を創り上げる為の制作者の苦労を。 ガラスや鏡に半透明のシートを貼っていることを。 場合によっては、お風呂場のタイルにまで貼っていることを。 全てはVRマッシーンの映り込みを防ぐためにだ。 今回は四方をガラスに囲まれている車内。 無論、シートを全面に貼っている。涙ぐましい努力である。 しかしだ。 結果、車内特有の背徳感が失われてしまっていたことは否めない。 いくら有岡女史が、『誰も見てないよね?』なんて言いながらキョロキョロしても白々しく感じてしまう。 (ここはここで有岡女史の演技がとてつもなくかわいいのではあるが) 難しいものですね。 車内の狭さに関しては、大きめのワゴン車なんで、不自由さはあまり感じませんでした。 逆に軽自動車なんかだと極狭空間でおもしろい絵になったかも知れません。 とはいえ、有岡女史がクラクションを鳴らしてしまうハプニングを引き起こしたところはもう、ありがとうしかありませんでした。 めんどい話をしてしまったが、VR空間における有岡女史がかわいすぎたので、炎天下の車中でアチアチになってしまった尻子玉を差し出すしか私にはできなかったのである。