はじめて松本いちかちゃんを見た頃のことを思い出しました。そのかわいさは衝撃的で間違いなくこの女優さんにハマると、しかし同時に、親しみを感じることはないのだろうと思いました。結局、前半の予感は当たり後半の予想は外れたのですが、いちかちゃんのかわいさは女の子として完成していました。異性の視線を必要とせずいちかちゃんもそれを求めていないように見えた。他の女優さんとの共演で楽しそうにしている姿を目にするたびに、いちかちゃんの世界は本質的には女の子で完結していて男性の居場所はないものと感じたのです。
ですので本作の幼馴染の男性を女装させてレズ?プレイをするアイデアには膝を打ちました。見た目はきついかもしれないですが(幸いにも本作の男性はきれいでした)、いちかちゃんと近い距離を感じられる設定はこれだと思えたのです。そしてまったく期待通りでした。幼馴染にメイクをして女性服を着せる。女の子同士のキスをして女の子同士が戯れるように身体をさわり合って、男性器を大きなクリストリスに見立ててレズセックスをする。女の子の気持ちがわかるようにといちかちゃんが上位の正常位でセックスをして、女の子は何度でもイケると何度もセックスをする。男が女の子になるにつれて、彼を見つめるいちかちゃんの顔が優しくなっていくのがかわいいです。いちかちゃんが男性とする激しいセックスももちろんよいのですが、レズのときの相手を労るような優しい顔でのセックスは本当に素敵です。そんなセックスが男性の身体相手に見られて大満足でした。
幼馴染の女装は進みウィッグをつけいちかちゃん達と同じ格好で街を歩く。その不自然さも洗面所でのエッチで角が取れていったのか、最後のかわいいバニー姿ではほとんど3人が同質になっているように見える。普通だといちかちゃんと百瀬あすかちゃん2人の世界があって、そこに異物として男性が加わった3Pになるはずです。それが3人の関係が等距離の近さになっているよう見えた。いちかちゃんがカジュアルにあすかちゃんにキスをするのと同じように、男ともキスをする。この3人が身体の性別を超えて交わり合うレズ3Pすごかったです。
女の子として幼馴染を見つめるいちかちゃんがなによりかわいかったです。カフェで3人でキスをするところなんか最高でした。いちかちゃんがこんな顔を見せくれるなら女の子になりたいとまで思えたのでした。
ポンポムさん
2023-01-16女になれない男たち
男がかわいい女の子2人に女装させられて「女同士」のセックスを体験する、というコンセプトですが、男が女装することで、むしろ男が「女になれない存在」として性差を浮き彫りにしてしまうところがよかったです。
「女の子はこういうふうに気持ちよくなるんだよ」「女の子は何回でもイケるんだよ」と言いながらイキまくる2人の女の子に対して、男はイクことが許されず、女の子の快感に奉仕する存在に成り下がります。そして男がこらえきれずにピュピュッとイってしまうと、女の子たちとは違い、力尽きて崩れ落ちてしまいます。そんな情けない男に対して、女の子たちが「女の子なんだからもっとイケるでしょ~?」「女の子でしょ~?」とイジワルそうに笑いながらさらなるセックスをねだるところが最高でした。女性が軽々と飛び越えるのに男には超えることができない壁があることを意識しました。
男が女装して「女の子」を演じることによって、逆に一回射精しただけで力尽きてしまう男の弱さと、何回でもイケる女性の強さが際立つようです。やはり女装しても男におちんちんがある限り、女性の快楽に奉仕して力尽きる運命は代えられないようです。このような「くやしい3p」をもっと作ってほしいです。