このシリーズの子供部屋おじさんを見て感じるのは、作り込みのすごさである。おそらく監督の指示に対してスタッフが作り上げてるのであろうが、だとしても小道具一つひとつや作り込みのレベルが非常に高い。毎作品、上手いスタッフで固めてるのかな?監督、女優、男優だけではなく裏方スタッフの頑張りも含めての人気シリーズだと思う。
※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
公式27歳でJD役に違和感ないみひながさすがだけど、作品そのものは雰囲気もの止まりでかなり弱い。全般的にふわっとした台本、演出で解釈を見る側に丸投げにする監督の悪いところが炸裂しており、個人的にはただの手抜き。
みひなの「全身性感帯」という今さら感しかないネタも特にシリーズと調和しておらず、カラミも最初から最後まで頭の弱い兄の力押しというワンパターンでメリハリもなく、彼氏未満な同級生や父親の存在も筋書きに効果的に作用してるわけでもなく、無理やりいい話風に強●着陸させた感のあるエンディングまで、作品トータルで刺さるものがない。
最後の生ハメ生中出しの本番だけは女優の緊張感のある演技のおかげでそれなりに見ごたえがあり、ここだけがかろうじて作品の質を上げてるけど、それが作品の起承転結として活かされてないのがもったいない。
なんかあまりレビューを書く気にもなれない微妙な作品だったけど、それは決して演者のせいではないってことは伝えておかないと次につながらないと思うので、特にみひなはやはりドラマでもカラミでも見せる女優だってことは強調しておきたいと思う。
桃色かぞくシリーズがすごく好きで購入しました。 このシリーズは、定点撮影が多く普通のAVとは異なってて、のぞき見している感じがとても臨場感があっていいです。女優のみひなさんの表情も豊かで感じているときの表情もそそられました。兄に犯されている時の、のけ反り方がすごくいいです。男優さんともに、演技力がすごいと感じました。
近親好き好きッ娘さん
2022-12-16何か起こりそうで…何も起こらない…そんなストーリー。
とにかく最初から最後まで、兄妹の交わりのボルテージはすごいです。情熱的ってのでなく、狂的というか、病的というか、観ていて怖いくらい乱れまくってます。性欲のおもむくままのケモノじみた交渉って感じ。
そんな「抑制のきかないHシーン」に対して、「抑制のきいたドラマシーン」が効果的なコントラストになって、不健全で破滅的かつ退廃的な世界観を演出してました。
ただストーリー的には、何か起こりそうで…何も起こらない…。ん?あれって結局どういう意味だったの?ってのがあちこちにあってモヤモヤが残っちゃった。
結末もよくわからず、自分なりにいくらか解釈してみたけれど、どれもしっくりしないので、もう少し明確なストーリーや描写があってもよかったのかなぁ…。
なので、最終的には「何かありそうで何もない」そんな印象でした。
たぶん見どころは、ドラマパートやシナリオというより、妹のみひなちゃん(役名はカナちゃん)のイキッぷりですよね。
地味でおとなしいタイプだけれど全身性感帯の妹ちゃんが乱れに乱れまくる熱演には力が入ります。お兄ちゃんもまた、イク時は猛獣のような雄叫びで激しく交わっちゃう。
そんなふうにお互いムキ出しの興奮と快感があるものの、二人のHは決して幸せなものではありません。
妹ちゃんの意志は一切無視されて、お兄ちゃんが自分の欲情だけで行為を求めまくる。
ただお兄ちゃんの身勝手な態度も、妹ちゃんに対してのみで、社会に適応できず、否定され続けてきたのか、自分の殻に閉じこもって、妹ちゃん以外にはビクビクして生きてる甘えきった性格がうまく描かれてました。
で、自分の思い通りになる世界だけで、また支配的になって、ますます妹ちゃんへの依存が強くなる。
そして妹ちゃんへのユガんだ執着は、お兄ちゃん自身もどうしていいかわからず、ただ激しく乱暴にカラダをむさぼることでしか、想いを遂げられない苦しさもある。けれど一方で、受け止める妹ちゃんの想いがどこにあるのか…ここがいまいち伝わってこなかった。
というより、お兄ちゃんに対する、同情も、憎しみも、悲しみも、あきらめも、どんな想いも存在してないようで、そもそも作品上で設定されてないのか、二人の関係性を決定づける確かなものが感じられなかった。
はぁ…何にしたって、こういう兄妹のHはキツいね。マジ救われないよぉ…。
星は三つ半かな、なので四つにしますね。