篠田さん良い演技です。艶々なお肌に円熟感が出つつあります。また、別のフェロモンが漂います。義姉が摘まんだのが逆に摘ままれてしまったか…。安定した出来です。
わたしは豆沢監督のベロキス描写のファンですが、べつの監督のこの作品でもベロキス描写は健在です。マドンナレーベルの濃厚なベロキスには安定感があり素晴らしい。凌●系で売っていたアタッカーズなども最近はマドンナのベロキス描写を真似はじめたがやはり本家のマドンナには一日の長を感じます。この作品でも篠田ゆうさんの美しい肉体とベロキスのエロさが最高です。
じっくりゆっくりさん
2022-03-22全体的に平坦で盛り上がりに欠ける
いきなり嫁役が豪華でビックリ。水戸かなバージョンで役に合わない微妙なエキストラ使ってたのは何だったんだろう。演技の上手い現役女優が出てくれるならそれが一番に決まってる。
破滅型の狂気が振り切れてた水戸かな作品と比べると、篠田ゆう本人を反映したってことなのかエロ慣れし過ぎなキャラ設定で、ヤリマンというよりは懐が深すぎるというかセックスへのハードル低めな感じ。義姉側はあくまでフェラまでのつもりだったのを、それだけでは我慢できない義弟から迫っていく展開で声出せない系のシチュエーションが多いのが特徴なんだけど、そのすべてが「しょうがないなあ」とか「まあ、いっか」って感じで日常生活の延長みたいに受け入れられてしまう。
ゴム無しセックスをまったく気にしない無頓着さに始まり、必死に声を我慢する緊迫感もないし、一度も心拍数上がってないんじゃない?っていう低血圧なテンションの低さが盛り上がらないし、それならせめてオナホ扱いの性処理を許してしまう義姉っていうコンセプトで統一すればよかったのに、後半になると普通に義姉の側から積極的になっちゃうし、妹(嫁)も特にスリルの盛り上げに貢献することなく存在感なさすぎるのがもったいない。
最後も妊娠の終わり方だけど、妹が気づかない台本なら腹ボテは要らなかったと思うし、夫とセックスレス&別居状態だったのに妊娠しちゃった水戸かなバージョンと比べると、妹家への滞在も短期だし単にダンナの子なんじゃない?って微妙さがあるし、それなりにやることはやってるし悪いわけじゃないんだけど、全体的に振り切れたものがなくインパクトに欠ける。
セックスしながらしっかり役どころを演じられる女優も男優もいい仕事してるし、ちゃんと作ろうとしてそうな割にはこれといって引っかかるものがないという、1度目はいいけど2度目に見るときはすでに飽きてるタイプの、高品質なのに平凡な困った作品だと思う。