意識下に入り込むようなパラレルな世界観で、ストーリー的には突飛で不可解な部分もあるけど、個人的にはわたしが憧れてるような兄妹Hシーンがあって超嬉しい!あんなふうにお兄ちゃんにしてもらえたら、たまんなく幸せだろうなぁ…って理想的なHでしたぁ。 ある日、妹ちゃんが学校から帰宅すると、お兄ちゃんが見知らぬ女性と夢中でムサボリ合ってる。 その相手…いったい誰?これが物語の重要な核心です(正体は終盤で明らかに!)。 ショックを覚えた妹ちゃんは、遠い記憶へと意識が飛んでいく。 そうです。妹ちゃんは小◯生の頃からずっとお兄ちゃんと性的関係があって、今ではもう特別な想いを抱いてる。 前半部分では、この小◯生の時の想い出が描かれ、中盤はショックを受けて街へ飛び出した妹ちゃんが行きずりのオジサンとなぜか「兄妹プレイ」をする。ここまで物語はあまり盛り上がりません。 でも後半一気に引き込まれます。 結局、行くあてもなくお兄ちゃんのもとへ戻る妹ちゃん。お兄ちゃんの脱ぎ捨てたシャツのニオイを嗅ぎながら一人で慰めるうち、真実に気がつきます。 そして、場面は一転してベッドで寝そべる裸の兄妹。ここからのHがすばらしかった! 長く関係を持つ兄妹の信頼感と安心感が伝わるしっとり落ち着いた雰囲気。 お兄ちゃんは妹ちゃんのふわふわしたオマタの毛を優しくつまんだり引っ張ったり、妹ちゃんは固くなったお兄ちゃんのをサワサワ。 「これ握ってると落ち着く…安心のカタチ」 「小さいころお風呂でコレでよく遊んでたの覚えてる?」 「もちろん」 そして、ゆっくりカラダを舐めてもらう妹ちゃん(なんと目玉まで!)。お互いに気持ちも身体もめいっぱい高ぶったところで、お兄ちゃんが「挿れて遊ぼうか」と呼びかける。 「うん…遊びたぁい」と応じる妹ちゃん。 そう、これは二人にとって「遊び」でした。オトナのするセックスじゃなく、子どもの頃からずっとしてきた兄妹の「遊び」。もう二人はすっかり成熟してしまったけれど、まだ子どもの頃のまんまでつなぎ合わせて遊び続けてる。 ここ…なんかすごく沁みる…ジンジンくる。ステキだぁこの兄妹。こういうHは絶対やめられんないよね。 中盤までは微妙だったけど、後半からの兄妹Hがすばらしく、全体的には兄妹同士で陶酔する世界に入り込むと抜け出せない意識へと落ち込んでしまうことが、うまく描かれた良作でした。
妖しい隣人さんのレビュー
2006/10/16イマイチ
水来亜矢は責められるより、責める方が合っていると思うのは、私だけの先入観でしょうか…