望月加奈が相変わらず達者な演技をみせている。話すだけで涙を流せるAV女優を初めて観た。ただ、せっかくの台詞がでかいBGMにかぶさってしまうのは耳障りだった。それにしても残念なことに、この(いやらし)シリーズは制作者のセンスがよくてストーリーもきちんとしている反面、男が求めるエロさが不足している。前回の羽田夕夏同様、おっぱいを舐めたり吸ったりしないしクンニもなかった。男を黒子に徹したい一心だろうが、これじゃアダルトビデオの必要条件も満たしていない。撮影終了後の望月と女のスタッフのインタビューは歯の浮くような世辞ばかりで、この会社は女の体で儲け、女の頭でつぶれると思った。
風呂場でのフェラ手コキ→顔射が1回。カラミからの顔射が2回。 演技もなかなかで主観作品として楽しめた。
アウダースのこのシリーズは、女優さんの今までの恋愛体験を元に監督がストーリーを書くのですが、 加奈さんの場合は“師匠話”とゆう唯一無比のキョーレツなものなので、それを知っておいてからこの作品を鑑賞されるのがオススメです。 ご本人のブログの最初の方で“きっかけ”として書いてらっしゃるので、それを読んでからこの作品を観るとよりいっそう作品の世界に入り込めて良いと思います。 特典映像のインタビューの部分も好き。
タケムラタケコさんのレビュー
2011/02/14欲望と躊躇いのあいだで。
懸命に失った男の面影を求め続ける、かな。 熟れた身体と哀しい涙が作品に没入させる。 迫真の演技なり。