このシリーズは雨のシーンがとても多く、
それもまるで感情を持つ生き物のように夜の都会に小止みなく降り注ぎ、
背景に聳え立つ近代的なビル群を蜃気楼のように妖しく幻想的に浮かび上がらせる。
都会に一人で生活する人間の孤独感がテーマであるが、
この雨がまるで羊水のように粘膜のような質感を持つ液体のイメージへと繋がり、
母性を感じさせる主演の泉じゅんに投影されて、
実質的な主役である無職男のファムファタールへと転化されていったのか。
美しくも儚い都会の幻想譚。
ストーリーはいまひとつ？だったけど、泉じゅんの魅力が良く出ている傑作かと思う。とくに、こたつで行う○○は必見。あのシーンだけで見る価値はある。
※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
たった1冊のビニール本のせいで人生が狂わされていく名美。
その本を手に入れて写っている名美を見て惹かれて行き、どうしようもない衝動を持ってしまう村木。雨の中の２人が悲しさを誘います。石井隆脚本をこれだけ忠実に具現化できた池田敏春監督はやはり普通の監督ではない。逝去されたのが惜しい方です。
「かんじるんです」の頃の初々しさありませんが、オッパイの張り具合や、ある程度の清純さを残しつつ醸し出す色香は、数ある出演作のなかでもこの作品辺が一番だと思います。
ﾄﾁさん
2022-05-01泉じゅんさんの美しさが絶品
ロマンポルノの名作ですね♪時代は変わっても、泉じゅんさんの容姿＆美裸身は、映像の中に、永遠に、私達に喜びを与えてくれます！この作品は、AV動画に慣れた現在の皆さんでも、十分に満足出来る一品です！お薦めします♪