テーマが深くて重いので必然的に暗い。ストーリーの巧拙はともかくとしてドラマ仕立てとしては本格的。AV的なシーンがあるというだけでAVとは呼べない感じ。家族との愛憎と孤独、狂気と日常の狭間でのSEXなど、幾つかの主題が盛り込まれているので、他の方のコメントにあるように、見てすっきり抜いてスッキリとはいかない。
ただ、実ちゃんの心理描写を含めた熱演は本当に素晴らしい。それだけでも見る価値あるかも。実ちゃんにはもっと本格的な恋愛ものとかに出て欲しい。無理やりM的な役を演じているように見えなくもない。
個人的には、実ちゃんの熱演ときれいな足先(私的にはAV女優の中では1,2を争うと思う)が見れられただけで評価大。
AVというより気の利いたVシネを見た感じ。女優さんの演技力はただただ凄いの一言。
シナリオも実は父は死んでいて真央が幻想を見ていたというのが、見ているほうにも途中まで明かされず、手の込んだものとなっていた。
いつものアタ作品を期待していると外れます。
タバコで“焼き”を入れるのも痛々しいし、斉藤竜一の登場も、物語全体で見れば納得だが、出てきた時は浮いていた印象。
彼氏が最後まで真央を守らず、斉藤に差し出してしまったのも物語としてどうか。
ハッピーエンディングでもなく、結論めいたものがあるわけでもなく、「家族愛」と表裏一体の「暴力」と精神疾病のダークネスに気が重くなるだけでした。
ドラマが重すぎて、カラミの印象が残らない。
なんか、ひどいカラミ(レ●プだから当たり前ですが)だった気がする・・・。
使えるかって言われると・・・使えないかな。
実は竹内法博監督は2007年に「女子大生の秘密 背徳の中出し禁親相姦」で大塚ひなを主役に同様の父親のレ●プによって精神を病んでしまった娘の話を1本撮っている。今回は140分という大作で演技力のある真心実を起用した。母親役には前作と同じ中村京子を起用して家庭内暴力を描き、父親役は前作では斉藤竜一だったが今回は日比野達郎を起用、斉藤は芸能プロの人間として出演している。
からみは収録時間の長さからいえば明らかに少なすぎるが、監督が描きたかったのは「暴力」、それは言葉の暴力や精神的に追い詰める暴力も含めたもので、セックスという即物的なものだけではなかったのだ。日比野の静かなレ●プ、斉藤の激しいレ●プとそれぞれが持ち味を出していて、真心実もそれに応える迫真の演技を披露して見ごたえは十分ある。子供の頃に習ったのか真心実のバイオリン演奏をきくことができる。
ドラマとしてはかなり強烈だし、真心実の熱演も素晴らしい。
パケだとロリっぽいし、病気という設定のようだが、中身はというと
弟に優しく芯のしっかりした大学生くらいのお姉さんといった
雰囲気を出せており、父親によるレ●プ、恋人の前での凌●といった
過酷過ぎる現実に耐え切れず、壊れていく様子を演じきっている。
近親相姦やレ●プが本来いかに破戒的な行為であるか、ここまで
表現されてしまっては、ただただ脱帽するしかない。
プレイに関しては、カラミは2回と少ないし、中出しやゴックンもなく
アタッカーズ作品としてやりきったとは言えない。マドンナみたいな
ぬるいメーカーでの仕事に慣れてしまった弊害が出てしまったと
言えるだろう。
俺の象さん右手が彼女さん
2017-04-01実用性はないと思う。
映像作品としてはとてもよくできているのかもしれません。真心実主演のVシネマと考えるのであれば、よくできています。
レ●プシーンが2回ありますが、両方とも「人間の尊厳を奪うものである性暴力を描いたシーン」であり、ドラマを重んじるFAプロのほうがまだAVとして成立しているくらいです。これで勃つのは、リアルな強●魔かDVの加害者くらいな気がします。