随分昔の作品ですが、今でも燦然と輝く良い作品です!
夫の寝取られ願望は、悪化(進化)の一途を辿ります。
知らない人を挑発して寝取られる。知人に襲われ寝取られる。
複数に寝取られる・・・もう、この後はどうなっちゃうの?
結城みささんは、驚くほど美しいのに醜いくらいにイヤらしい。
清楚なのに妖艶で、愛しさの対象なのに憎しみの対象にもなる。
夫にとって妻は「己の欲望の道具」なのか、
それとも、妻に「真の性の歓び」を与えようとしているのか、
僕には全く理解できないけれど、やたら勃起して、興奮します。
終盤まではほぼ完ぺき。倦怠期すら過ぎたような中年夫婦の結びつきとか
夫の無茶な要求を黙って受け入れる大人の女の包容力とか、単純な
カラミ以外の部分までドラマとして上手く演じられている。
会社から帰宅するなり出迎えた妻を全裸に剥いてマンションの廊下に追い出す
セミ露出プレイもよかったし、最初の寝取られプレイも妻の方から若い男に
手を出すのではなく、ノーパンで挑発してレ●プを誘発するというのがいい。
会社の同僚に抱かれて欲しいと夫に言われて妻が心の準備をする時間を
しっかり取ったのもよかったし、これから抱かれる覚悟が出来てる妻が
男たちを貞淑な良妻のような態で出迎えるシーンもよかった。
ほとんど完璧な流れだったのに、撮影技術の都合なのか最後の3Pで
夫はなぜか家の外で待っているという意味不明な展開。そこは無理してでも
夫に見られながら他人に抱かれる妻と、目の前で同僚に3Pで妻を抱かれる
夫と言う画を完成させるべきではなかったか。
タイトルにすらなってるクライマックスのはずのプレイがありきたりな
3Pで終わってしまったのが作品の質を下げてしまった感じ。3Pの撮影が
難しいというなら無理して3Pにする必要はなかった。あくまで寝取られという
作品テーマを貫くべきではなかったか。
大筋はレベル高めな作品だが、肝心なところでコケた残念さが否めない作品だった。
をんちゅさん
2011-05-30う~ん…
何でしょうかね。決して見ているワタシの体調が悪かったわけではないと思うんですよ(笑。
「結城みさ×人妻×寝取られ」という、これはもう興奮できないはずはない組み合わせなのに…。
今ひとつなんです。
抜けないんです。
旦那が、自分の妻が他人に抱かれることへの焦燥や快感を表現できていないような。
妻が、他人に抱かれることに対する葛藤や歯止めが利かなくなった快楽の暴走を、これでもかってイヤラシく表現できてないような。
寝取られモノって実はすごく見せ方が難しいお話なんだなぁって、残念ながら実感できる作品です。