“ヌけない！”という評価が多い廃業した彼女の作品群だが、女性の顔の表情変化を愉しむものと割り切ったらどうだろうか。笑顔、悶絶、困惑、嗚咽…斜め上を見上げる眼、ギュッと閉じた唇など、女性の面立ちを観る悦楽が凝縮されている。重要なのは変化であって、それはスチール写真ではとらえられない。パケ写よりビデオの中身がいいワケはここにある。これは劇映画などではありえないほど、単一の女優をフィーチャーし、無礼千万を押しつけ、顔のどアップが多いAVジャンルだからこそ達し得た境地なのだ。
二作目のアンソロジーである本作の彼女には、業界人としての洗練が加わり、単なるロリだけにとどまらず、20代前半の日本女性としての艶やかさが引き出されたカットを発見できるだろう。でも、ボルチオはともかく、これにも『ゴックンアイドル』が外れたのは、なぜ？
ドレッセルさん
2012-04-15こっちの８時間は・・・。
前回の『亜梨８時間』が素晴らしかったが
これは、かなりの肩透かしだった。
亜梨ちゃんに免じて、星を一個オマケ。