痴●というのは本来周囲に気づかれないように行うもの。犯罪行為であるわけだが、その犯罪行為に女性の側が感じて興奮してしまうというところが、痴●作品の最大の見所となっていなければならない。途中まではなるほど痴●ではあるが、結局最後は『電車のセットで普通のセックス状態』になってしまう。それじゃ面白くもなんともないわけで、そのあたりをどう改善するか。電車やバスの中では普通の痴●行為で感じさせ、セックスは電話ボックスの中、ビルのエレベーターの中、非常階段、公園のトイレなど、最後まで誰かに見られたら大変、という状態を保ってもらいたい。
信長さん
2019-12-12空想と思うしかない
他のレビューにある通り、「痴●」ではない。
もっとも痴●というのは満員電車などギュウギュウの状態でさり気なく行われるものであり、それをリアルに再現しようとしたらマトモな画が撮れない。つまりAVにならない。
だから痴●物はどうしても現実離れした無理な展開になってしまう。これはある程度仕方が無い部分ではある。
だがそれにしても本作はヒドい。ムチャクチャだ。設定を無視していると言うより、脳死の状態で作っていると言った感じだ。制作者のバカぶりに腹が立って楽しめない。
そこで本作を心安らかに見るコツとしては、電車内の一連の行為をヒロインの願望であり妄想であると思うことだ。
それならどんなに非現実的で非常識で不条理な内容でもアリになる。
まぁ、それならそれで物足りないと思ってしまうのだが・・・