「①金のために抱かれる女房」と「②生活を支える女房」の二話からなるが②が断然いい(二話とも女優は城崎桐子)。作品のイメージと内容が合致しているし、城崎桐子の演技には必死に耐え悶える情感がよく出ている。着物姿のまま卓袱台に片脚を上げてバックから突かれるアングルの、染島貢とのカラミがエロい。まさに「生きるために肉体を差し出して懸命に生きている姿」だ。
知的で薄幸感漂う顔立ち、着物と割烹着姿での昭和テイストの美しい所作。これに「生きるために肉体を差し出さざるを得ない」シチュエーションの妙味が加わって、きわめてレベルの高いエロドラマになっている。
城崎桐子、「ながえスタイル」のドラマが似合う何ともイロっぽい知的な美人女優。この人の演技力は一般の女優としても通用するレベルだと思う。
エンディングでの「主人には申し訳ないが、これも生きていくため。一生懸命生きています」の独白が重い。
ショートムービーのような話が2話入ってます。エッチなシーンが3回です。城崎桐子さん、失礼かもしれませんがお顔も身体つきも昭和な方ですのではまり役ではないでしょうか。エッチは、抜き差しバッチリ!たくさん感じてらっしゃるので安心ですよ。
カワさんさん
2017-02-05なぜだろう
城崎さんは非常に頑張っている。男優も小沢や染島らベテランを配しており、エロさを引き出している点では申し分ない。
なのにショートストーリーだからなのか、話が単純すぎるためかは解らないが、見終わった後の満足感が物足りない。
これだとFAプロのレベルと一緒で、ながえらしい余韻、味わいといったものが不足しているからだと思う。
城崎さんは昭和の雰囲気も現代の上流階級の貴婦人も似合った人材だと思うので、もっとながえのいろんなパターンの作品に挑戦してほしい。
今後の作品に期待しています。